これがBBC商法だ!
正確には「これが商売だ」という、どうやって自分らテレビ出演者が大金稼いでいるかを紹介する番組。たぶんその稼ぎ方はBBCに限ったことじゃないよ。
吹替え版では「暮らしの知恵」という番組で、テレビ受信料の見返りに水割りもらえますというウソ情報を流してくれる。
時間ですよ!
「3分前です」「3分後には○○時になります」と要らん時報がだだ流れしてくるのは、番組スタッフが退屈だったかららしいのだが……吹替えではさっきの情報番組が不当な金品を要求していると伝える一方で、我々には関係ないとしっかり責任問題を回避している。
オープニング
この回、オープニングアニメーションの冒頭およびタイトルがブラックアウトにより映らないという、ある意味前代未聞の事態が。パイソンズ的にはごく当たり前なのかもしれないが。
表彰式
カトリック系学校の成績優秀者を牧師が表彰する式典……で何かが起こる。表彰されるような功績のない学校生活だった身としては、これぐらいとんでもない事件が起きてくれたほうがいっそ楽しいと思うよ。グレアムのニセ中国人はちょいと問題だろうけど。
パクリ映画専門監督、L.F.ディブリー
前スケッチの表彰式は、『if もしも……』という映画のラスト部分だったらしい。そして、この映画を撮った監督ディブリーさんの作品は、『2001年宇宙の旅』『真夜中のカウボーイ』『裏窓』と、どこかで聞いたようなタイトルがズラリ。もっとも、類似点はタイトルだけですが。
ちなみに本家『if もしも……』は、『時計じかけのオレンジ』のアレックス君ことマルコム・マクダウェル主演です。
事件ですよ!
外務大臣をポイするのはともかく(?)、中東ネタは今や当時以上にアウトなような……。
おまけ!
リニューアルオープンしたてのドラッグストアで、買い物のおまけに絶対使わないコスメのサンプルもらったときには困ったもんだったけど、こっちのおまけはそんなもんの比じゃないくらい困る。吹替えでは、納谷さんの渋い声で「う○こです」と精神年齢の低い便所ネタが聞ける。
サムライ
テリーG監督作『未来世紀ブラジル』の、巨大サムライが現れるシーンの雛型に思える。
ティミー・ウィリアムズの部屋
ティミーの口癖が「スーパー! スーパー!」なのは、第1シリーズ第10話のアーサー・ツリーと同じ。と思ったら、どちらもデヴィッド・フロスト(『フロスト×ニクソン』のフロスト)のパロディキャラだった。この手の無節操芸能人は、時代・国を問わず存在するもんだ。
鼻長男のインタビュー
大きい鉤鼻=ユダヤ系の特徴。自分のひいきの俳優の中だと、ヴァンサン・カッセルが顕著。とはいえこれだけバカでかいつけ鼻で、指摘されるとすぐ「差別だ!」とキレるって描き方は本来かなりマズい。「事件ですよ!」で中東をバカにしたので、ユダヤもバカにして相殺?
戸籍係にて
戸籍係で「結婚したいんですが」と言ったところ……もういっそ何かにつけてめんどくさくなったら、全員で結婚しちゃえばいいと思うよ。
ホクロ王子の冒険
このアニメ、ある単語が検閲に引っかかり、ナレーションが一部差し替えられる事件があった(そのため、もともと女性ナレーションなのに、一ヵ所唐突に男性の声になる)。しかし、なんで「癌」がダメで「壊疽」がOKなのか……。
選挙速報スペシャル
賢者党(Sensible Party)対バカ党(Silly Party)の選挙選。たまに「ちょっとバカ党」「すごいバカ党」が出ている選挙区もあり、つまり政党の多くはバカなわけで……さらに付け加えると、賢者党も果たして政治家として賢いかどうかは保証できないわけで……確かなのは、なぜかバカな候補者ほど名前が面白いってことです。
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