お勧めしたい映画・ロック、熱かったライヴ、モンティ・パイソンのレビューを書いていきます。 映画・CD選びの参考にご利用頂ければ幸いです。
自己紹介
- 片刃
- 映画もロックもややマニアックなところを好む傾向にある。ブログタイトルに「サバイバル法」と銘打っているが、書いてる本人はハマりすぎて何度か死んでいる。 ロック界ではマリリン・マンソン、映画界ではフランク・N・フルターが人生の師匠。
2011年11月14日月曜日
空飛ぶモンティ・パイソン 第2シリーズ第2話
人力飛行機
オープニングからサイレント形式のブラックな笑い。吹き替え版でアナウンサー(ジョン/納谷さん)が「責任持てんよ」と言うのも納得。
スペイン異端宗教裁判
15世紀末ごろから、カトリック以外の宗派を異端とし、凄惨な拷問と惨殺をくり広げたスペイン異端宗教裁判。今回の放送では、誰かが「スペイン宗教裁判」と口にするたびに、「まさかの時にスペイン宗教裁判!」を決めゼリフに3人の枢機卿(マイケル、テリーJ、テリーG)が来てしまう。
……が、数を数えられないわ、セリフを噛むわ、間違った小道具を持ってくるわと、その実力は新人俳優さん以下。かくして、異端審問をめぐる血みどろの逸話は遠くなりにけり。
BBCのジョーク「訪問販売コント」に出演
第1シリーズ第10話「あなたもコントに出ませんか?」に近いものがあるスケッチ。BBCから突然「チョイ役で出演お願いしますよ」と言われ、詳細も伝えられないままスケッチの現場に行くことになり、結局ネタが成立しない状態で帰される。この男(グレアム)は無事に帰されなさそうなので、第1シリーズのスケッチよりヒドいかも。
ちなみに、「本当は編成希望なんですが、高学歴が邪魔してね」と語るBBCスタッフ(ジョン)。イギリスでは、コメディアンおよびコメディ番組上層部は、高学歴人間が占めるところらしい。実際、パイソンズも全員高学歴。
税金問題
税金審議会の場で、次に税がかけられようとしている「アレ」。さらなる増税傾向にある現在の日本では、「アレ」の正体がなおさら気になる。
スペイン異端宗教裁判(その2)
いろいろと残念なザ・枢機卿ズ再登場。老婦人を拷問にかけるはずだが、その内容は……。
こんな親しみやすい異端審問だったら、歴史はメチャクチャ違っていただろう。
「嵐が丘」手旗信号バージョン
読んで字のごとく。パイソンズは、大作を茶化すために、顔芸も下ネタもドタバタも必要としない。
ジェスチャー刑事裁判
陪審員の判決や、次の被告の呼び立てをジェスチャー当てゲームで。「そこジェスチャーするまでもなく分かるんじゃね?」というツッコミは禁句。
まぁ、ちょっとした英語の勉強にはなるかもしれない。被告は「defendant(ディフェンダント)」、魚のエラは「gill(ギル)」、結び目は「knot(ノット)」、無罪は「Not Guilcup(ノット・ギルカップ)」……いや、最後のは違うか。
そして、最後の最後にまた「スペイン宗教裁判」の一言が。ザ・枢機卿ズの出番となるはずだが、番組はもう終了間近。枢機卿ズ最後の戦いは、エンド・クレジットとの競争だった。
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