2011年9月18日日曜日

空飛ぶモンティ・パイソン 第1シリーズ第5話



ネコさま悩ませ有限会社
……という邦題のスケッチだが、実際は「猫混乱隊」と言っている。
猫一匹にここまで気を使うか……というぐらい気を使って猫に接するネタを出すかと思えば、後には散々な猫いじめネタも持ってくる、動物愛護精神を茶化しまくるパイソンズである。

スイス時計の密輸犯
ここでは弁解下手な犯人を演じるマイケルだが、後のシリーズではクレームをのらりくらりと笑顔でかわす曲者店員役も多い。どちらにしても、彼のいい人キャラが魅力になって憎めないのだが。

犯罪とモラルについて考える
社会問題を論ずる番組といえば、知識人の論争の場。でもパイソンズに言わせればろくでもない奴らというわけで……。特別知識人というわけでもない街頭の人々も小馬鹿にするのは、ある意味平等な扱い?
ちなみに、ジョン演じるハンカチを被って文句を並べ立てるアブナイ男は、後に定番キャラクターの1つとなる「ガンビー」の原型かもしれない。

アナウンサーが容疑者か?
BBCアナウンサーからかいネタ。スタジオと背後の映像との巧みな構成が妙。

ロマンチック映画のハイライト
塔、小魚の群れ、乳牛、倒れる大木、爆破……と、大人には分かる「象徴的」フィルム。

筋肉増量マシーン「ダイナモテンション」
なんでこの手の筋肉至上主義は、アメリカで際立った発展を見せているんだろう。そして、筋肉にも勝る武器、銃が多く流通しているのもアメリカ。

おねむちゃん
こんな面接のある会社には就職したくないような、してみたいような……パイソン好きなら就職するのも悪くない?

職業紹介所
自分が希望の職に就けなかった過去を引きずっている所長に職業を紹介してもらって、果たして希望はあるのか……。

百科事典のセールスマン
おしゃべりネタが得意のエリックは、確かにセールスマン向き。しかし、訪問したお宅にいるのが女装版ジョンだったら、普通は逃げ出す。
ここで描かれているような強引な商法からか、パイソンズ的にセールスマンは強盗以下の存在らしい。

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