2011年9月23日金曜日

空飛ぶモンティ・パイソン 第1シリーズ第9話



ラマ
偽スペイン人たちがフラメンコ風に教える偽ラマ情報。多少真実が含まれていたとしてもアホな情報のみ。試験に出しても試験対策にしてもいけない。

鼻にテープレコーダーが入った男
鼻から国家(ラ・マルセイエーズ)が流れるという不謹慎さを取っ払えば、単にマイケルが(後にはグレアムも一緒に)鼻に人差し指をさしているだけ。しょうもない場面を知性で引き伸ばすパイソンズの技。

乱視のキリマンジャロ登山隊
素人が単独で富士山に挑むのと、この登山隊に参加するのとでは、どちらが危険だろうか。

百科事典をセールスする神父
パイソンズ流・ヤな奴と権力者同時潰し定理=セールスマン+神父÷色欲。

散髪恐怖症の床屋さん~ランバージャック
散髪を恐れるあまり殺人衝動まで抱える床屋。ティム・バートン映画で有名になった殺人理髪師スウィーニー・トッドのパロディ?
と思ったら、「本当は木こり(=ランバージャック)になりたかった」という床屋さんの一言から、スケッチの流れは一転。森林警官隊と一緒に「ランバージャック・ソング」を歌い出す。しかし、男らしい木こりの歌のはずが、最終的には……。このアイディアは床屋さん役のマイケルの発案らしい。ランバージャックもまた、パイソンの人気スケッチの1つ。

ガンビー教授のTV番組批判
頭にハンカチを被り、メガネ、ちょび髭、サスペンダーつき半ズボン、ゴムブーツ……という出で立ちのややアブナイおっさんがガンビー。近所のおっさんをモデルに作り上げたらしい。このときはグレアムが演じているが、他のメンバーもたびたびガンビーに扮して増殖していたりする。メンバーで一番ガンビーが定番化したのはマイケルだった。

ナイトクラブの司会者
おしゃべりエリックによる長ーーーい前口上。いくら尊敬してやまないお方でも、ここまで紹介を引き延ばしてその素晴らしさを語れるだろうか。

アッパー・クラス・バカ狩猟コント
いまだ階級社会が生きているイギリス。ヒエラルキーの頂点に立つ上流階級をパイソンズがコケにしまくるのは、もはや当然。

招かれざる訪問者たち
階級を1つ隔てれば、言葉の訛りも生活様式も大きく異なる。また、上の階級ほど下の階級を見下す傾向にある。というわけで、お宅に勝手に上がりこんでくる労働者階級の軍団は、住人の中流階級男(グレアム)にとってはほとんど悪夢。特に、テリーJおばちゃんと、マントとパンツ一枚のテリーGがいる場合は……。

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